工法概要：DOT工法

  1. 占有面積が小さくできます。
    鉄道や道路トンネルのような偏平断面では、円形シールドに比べ、不要な断面が少なく合理的な断面形状を得られます。
  2. 縦・横複円形の施工が可能です。
    縦型断面や横型断面の複円形トンネルの組合わせが自由で、周辺状況や計画条件に応じて自由に計画できます。
  3. カッタを同一平面に配置できます。
    同一平面にカッタを配置できるため、切削抵抗等のバランスが良く、姿勢制御が容易です。
  4. トータルコストを低減できます。
    合理的な断面形状の選択により、占有幅や施工深度を小さくできるため、トータルコストの低減が可能です。
DOT工法

工法のしくみ

  1. カッタの同期制御
    隣接した各々のカッタは、接触・衝突を起こさないようにお互いに反対方向に回転し、同期制御されています。
  2. ローリング修正
    ローリング修正は、左右（上下）の長径部の外側に配置したローリング修正ジャッキを右図のように円周方向に移動させ、シールドジャッキの分力を利用して行います。
  3. エレクター
    ジョイントセグメント、パネルセグメントを組立てるため片アーム式エレクターを装備しています。また、片アーム式は作業スペースを大きく確保できます。

DOT工法

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