- Q1 偏心多軸シールド工法の適用事例を教えてください。
- A1
非円形では下水道、円形では下水道、鉄道トンネルへの適用がこれまでの実績です。詳細については「詳細パンフレット」p.4をご覧ください。詳細パンフレットについては、「資料・参考文献」ページよりダウンロードできます。
- Q2 どのような断面を施工できますか?
- A2
複数の回転軸に設けた平行リンク機構によってカッターを回転させ、カッターの形状とほぼ相似形の断面を得る工法であり、カッター形状を任意に選定することで円形、矩形、楕円形、馬蹄形など任意な断面を掘削できます。
- Q3 円形断面を、あえて偏心多軸式のシールドマシンで施工する場合、何かメリットはあるのですか?
- A3
円形断面施工におけるメリットは、以下のとおりです。
- カッタートルクが小さい
カッターの回転半径が小さいため、カッタートルクが小さくなり、カッター駆動装置や出力を小さくできます。
- カッタービットの摩耗が少ない
カッター回転半径が小さいため、カッタービットの摺動距離が短く、全てのビットの摩耗量が均等で少なくなるため、長距離施工に適しています。
- 広い機内スペースが確保できることにより、機内注入が容易
各駆動部が小さく、広い機内スペースが確保できるため、機内からの地盤改良が容易になるとともに、障害物撤去の際のマンホール等を確保できます。
- コンパクトな構造のため、シールド機長を短くできる
これらの特長は、非円形断面においても同様で、偏心多軸シールド工法独特のものと言えます。技術資料については、「資料・参考文献」ページよりダウンロードできます。
- Q4 切羽保持は、どのようにして行うのですか?
- A4
泥土圧シールド工法と同様の切羽保持、掘進管理を行います。適用土質も泥土圧シールド工法に準拠しますが、土質によっては、泥水式も適用可能です。
- Q5 適用最小断面寸法を教えてください。
- A5
円形断面の場合セグメント外径が2m程度、矩形断面の場合セグメントの短径(縦径と横径の短い方の外径)が2.5m程度となります。その他の断面形状では、その形状特性を考慮して、その都度検討が必要です。
- Q6 歩掛りおよび日進量を教えてください。
- A6
歩掛り等の積算資料については、シールド工法技術協会(お問い合わせフォーム)へ直接お申し込みください。
また、技術資料については、「資料・参考文献」ページよりダウンロードできます。
- Q7 偏心多軸シールドの掘削機の見積りを依頼したいのですが、どこのメーカーでも製作可能なのでしょうか?
- A7
シールド機の見積り等が可能なマシンメーカーは、以下の通りです。
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地中空間開発株式会社 |
TEL 03-6777-7101 |
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JIMテクノロジー株式会社 |
TEL 044-201-8268 |
- Q8 偏心多軸シールド工法は、特許料が必要ですか?
- A8
偏心多軸シールド工法を使用しても、特許料は発生しません。
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