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Q&A

 ■泥土加圧シールド工法
Q1 泥土加圧シールド工法は、どのような特徴を持った工法ですか?
A1

泥土加圧シールド工法は、土圧系シールド開発の歴史において、添加材をチャンバー内の掘削土砂に注入して泥土に変換し、泥土で切羽を安定させるという理論を最初に確立した工法です。練混ぜ翼とフィッシュテールビットを装備したシールド機構造が、当工法の大きな特徴と言えます。
工法原理は、カッターで掘削された土砂に作泥土材を注入して、練混ぜ翼で強力に撹拌し、掘削土砂を不透水性と塑性流動性を持つ泥土に変換します。そしてシールドジャッキの推力により泥土圧を発生させ、切羽の安定を図りながら掘進する工法です。当工法の施工実績は1,500件以上あり、泥土圧シールドを代表する工法です。
工法原理の詳細については「泥土加圧シールド工法 技術資料 1.1工法の概要 p.1」を参照ください。
技術資料については、当協会ホームページの「技術資料−泥土加圧シールド工法」よりダウンロードできます。


Q2 添加材は、どのような材料を使用するのですか?
A2

幅広い土質に対応可能な、ベントナイト・粘土系の使用実績が一番多いです。配合・注入量の算定方法については、技術資料の「3.1作泥土材 p.12〜p.19」をご覧ください。その他高分子系の添加材を計画する場合は、積算資料の参考資料「1.高分子系作泥土材の配合例 p.116〜p.120」を参照のうえ、記載の取扱いメーカーに直接ご相談ください。
積算資料については、シールド工法技術協会お問い合わせフォーム)へ直接お申し込みください。


Q3 粘性低下材の注入が必要となるのは、どのような地山を施工する場合ですか?
A3 固結シルト・粘土層など、シルト・粘土分の含有率が高く、粘着力が大きい地山を掘進する場合、カッタートルクの低減、掘削土砂のカッタースポークやチャンバー内への付着防止を目的として、粘性低下材を注入します。粘性低下材については、積算資料の参考資料「2.粘性低下材の配合例 p.121〜p.122」を参照のうえ、記載の取扱いメーカーに直接ご相談ください。

Q4 掘削残土は一般残土ですか、それとも産業廃棄物となりますか?
A4 一般的には、産業廃棄物(建設汚泥)として処理しています。しかし近年、環境負荷の軽減から建設リサイクルの推進が求められるようになってきており、固化処理をして一般残土として処分するケースが増えてきています。固化処理方法の一例は、積算基準「5.3発生土処理 p.63〜p.66」を参照ください。
なお、掘削残土を産廃処分とするか一般残土とするかは、あくまでも行政側の判断によります。しかしながら、実際の判断は、各自治体によって異なっているため、一概に決め付けることはできません。そのため、実際の工事開始前に所轄官庁の環境関連担当部署へ問い合わせ、確認する必要があります。

Q5

発進基地に必要な面積を教えてください。

A5

発進基地の必要面積は、基地用地の形状、車両出入り口、近接構造物等の立地条件により異なるので計画に当たっては十分検討する必要がありますが、一般的には下表を目安にしてください。

また、諸設備の配置につきましては技術資料のp.22〜p.24を参考に御検討ください。